小黒恵子さんが死去 高津区出身の童謡作家
小黒恵子さん
詩人・童謡作家の小黒恵子さんが４月１日、慢性呼吸不全のため、区内の静養先で亡くなった。85歳。
小黒さんは、１９２８（昭和３）年８月27日生まれ。高津区出身。童謡作家として「ＮＨＫみんなのうた」などで８００曲以上の作品を発表した。代表作は『ドラキュラのうた』『モンキーパズル』『大きなリンゴの木の下で』など。日本童謡賞や川崎市文化賞など数々の賞を受賞した。
91年に自宅を改築して小黒恵子童謡記念館（諏訪３の13の８）を開き、館長を務めた。館内では楽曲集やレコード、交流のあった谷内六郎さんのイラストなどを展示している。
福田紀彦市長は「先生の作品は多くの人に愛されてきました。これまでの功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします」とコメントを発表している。
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