日増しに暑さが増すこの時季、毎年多くの患者が発生している熱中症への対策が欠かせない。
予防対策として【1】スポーツドリンクなどでこまめに水分、塩分を補給する【2】激しい運動を避ける【3】室温を調整し、エアコンの設定温度は28度以下にする【4】ゆったりとして涼しい服装を心掛ける―ことが肝要とされている。
熱中症が疑われる場合は、風通しの良い日陰や涼しい場所で衣服を緩め、水分、塩分をとり、安静にするほか、首筋、脇の下、太ももの付け根などを冷やすのが効果的だという。
熱中症は重症になると命を落とす危険があり、全国の保健関係当局などが予防の徹底を呼び掛けている。
川崎市健康増進課によると、市は予防策を市のHPや市政だよりに掲載するほか、対策を記載したチラシを高齢者住宅に配布するなどして対応している。
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