長崎県で先月開催された第69回国民体育大会の競泳種目で、北見方在住の伊賀崎ひかる選手(NECグリーンスイミングクラブ溝の口所属・白鵬女子高2年)が女子50m自由形で2位、下作延在住の三田村美乃選手(カワサキ・スイミングクラブ所属・八王子高3年)が同200m平泳ぎで3位入賞を果たした。
自分の泳ぎで達成感
伊賀崎選手の国体出場は2度目。初出場の昨年は同種目で7位だった。
「昨年は決勝に残ることができればという気持ちだったが、『今年は本気で1番を』と臨んだ」。タイムは自己ベストを更新する26秒17。「プールの壁にタッチした時、自分の泳ぎができたと思った」と、達成感を得ているという。
オリンピック出場を目指す伊賀崎選手。指導する河合大輔コーチは「『もっと速くなりたい』という意欲が強く、前向きに練習に励む選手。オリンピック出場に期待している」と話す。
初の表彰台
三田村選手は初の表彰台に「まさか3位入賞できるとは思わなかった。タッチした瞬間すごく嬉しかった」と喜びを語った。
インターハイ地区予選、本選と自己ベストを更新し、調子を上げてきた三田村選手。今大会は2分30秒80。初の30秒台となる快泳を見せた。
中学時代から指導する小林健一コーチは「ここぞという時にしっかり頑張れる選手」と評する。次回目指す大会は春のジュニアオリンピック。「自己ベストを更新して決勝に残りたい」と抱負を語った。
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