２００人以上の児童が参加
市立久本小学校で10月８日、同小ＰＴＡ主催の皆既月食観測会が開かれた。市教育委員会の「地域の寺子屋事業」のプログラムの一環としても行われ、地域住民らも運営に携わった。
２００人以上の児童と保護者が参加し、前ＰＴＡ会長で宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）宇宙教育指導者の資格を持つ高田竜弥さんが講師と解説を務めた。
参加者は雲に邪魔されることなく３年ぶりの天体ショーを楽しみ、主催者が用意した３台の天体望遠鏡には長蛇の列ができた。変化する月の姿に児童らは「いつもの月とは色が違って見える」などと感動していた。
また、国際宇宙ステーションが通過する姿も高田さんの解説付きで観測。参加者らは驚きの声をあげ、夜空を横切る光に目が釘付けになっていた。高田さんは「こういう機会に宇宙や理科に興味を持ってもらえれば嬉しい」と話した。
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