川崎市教育委員会は1月24日、高津区内の橘小学校で、同遺跡群への市民の理解を深めてもらうためのプレイベントを開催した。
高津区千年と宮前区野川にまたがる「橘樹官衙遺跡群」が今年3月に市内初の国史跡に指定される予定になったのを受けたもの。
多数の来賓を含め市民約500人が詰め掛けた。挨拶に立った福田紀彦市長は「約1300年前の役所跡が今に残っているなんてすごくロマンがある。国史跡指定される喜びを多くの皆様と分かち合いたい」、橘樹郡衙史跡保存会の柏木靖男会長は「指定を契機に、遺跡の維持、保存に一層努めていきたい」と語った。
東京大学大学院の佐藤信教授が記念講演で、同遺跡群に関する古代史を解説したほか、同小6年生たちが遺跡群の学習発表、野川中学校の吹奏楽部が記念演奏を披露した。
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|