川崎市教育委員会は10月16日から18日の3日間、高津区千年の能満寺にある秘仏など3点を特別公開した。橘樹官衙遺跡群の市内初国史跡指定を記念した事業で、橘地区にある文化財への関心を高めてもらおうと開催した。貴重な仏像を一目見ようと、市内外から約600人が訪れた。
公開されたのは、1390年製作の県指定重要文化財「木造虚空蔵菩薩立像(もくぞうこくうぞうぼさつりゅうぞう)」=写真。市の事業としては前回の1991年以後、24年ぶりに一般公開された。また、市重要歴史記念物の「木造聖観世音菩薩立像(もくぞうしょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)」(平安時代の製作と推定)と「木造増田孝清坐像(もくぞうますだたかきよざぞう)」(1633年製作)も目を引いた。元住吉在住の渡邊里江さんは「貴重な体験ができた」と話していた。
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