少年犯罪の現状などが伝えられた
高津区子ども会連合会（新井久三会長）が７月23日、親に向けた「安全成人研修会」を行った。「少年犯罪の現状と背景」をテーマに、子どもの犯罪を防ぐための教育についての講演を実施した。
講師を務めたのは、神奈川県警少年育成課の興梠（こうろき）教三（のりみつ）さん。非行少年の概要や、出会い系サイトなどのネット犯罪の危険性を、具体例を挙げながら説明。興梠さんは「子どもを支える教育が大切。ネット上の危険性を教え、子どもに自分の将来を考えさせて」と親たちに呼びかけた。
参加した40歳代の女性は「（ネット犯罪について）自分が知っていても、子どもに教えないといけないことが多い」と話し、もう一人の40歳代の女性も「子どもが成長して自由になった時のためにも気をつけたい。勉強になった」と感想を語った。
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