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質の高い保育のため「考動」し、我が子を預けたいと思う園に― 新春特別対談―ちびっこランド新城園・野辺代表に聞く
入園希望者が多く、現在は約125人の園児が通う川崎認定保育所『ちびっこランド新城園』。今年も、こだわりのある幼児教育に定評のある野辺武夫代表に保育の現状などについて話を聞いた。
――川崎市の待機児童についての現状、そのお考えについてお聞かせ下さい
野辺「川崎市は2014年度に待機児童数ゼロを達成したことから、都内や市外から市内に引っ越してくる人が増えています。特に中原区・高津区は顕著です。また、希望する保育園に入れず、他の保育園への入園を見合わせている”潜在的待機児童”は2500人を超えています。当園でも入園希望者が400人を超えており、定員を120人から130人に増やしていますが賄いきれない状況です。国も事業者などに対し、育休期間を2歳までに延長するなどの対策を講じていますが、早期の待機児童解消を願っております」
――保育園の経営者から見て、その他の課題は
野辺「懸念しているのは保育士不足です。介護士含め福祉全体に言えることですが、報酬の少なさが人材不足の主な原因だと思います。福祉も公営から民営化に移行している中、国や市からの支援は必要であり、私も認定協会を通して『看護師並みの報酬にすべき』と要請しております。保育園は保育士ありきです。安定した環境の下、保護者が望む保育を行うためにも、保育士のモチベーションは大切です。また、保育園を作ることは”手段”で、”目的”は希望の保育園に預けられ保護者が安心して働けることです。その根幹を、引き続き訴えていきたいと思います」
――保育所が増え保護者の選択肢が広がる中で、ちびっこランド新城園さんのこだわりを教えて下さい
野辺「『我が子や身内を預けたい』と我々自らが思える質の高い保育を行い、保護者から『預けて良かった』と思ってもらうことです。そのために必要なのは行動ではなく”考動”。園児や保護者の立場になって、我が子のように愛情もって接することです。行動はマニュアルに基づくもの、一方、”考動”は自ら工夫して成果を上げることが求められます。当園の職員にも、傍(はた)が楽(らく)になる働く考動を共有し浸透させています」
――最後に、子育て奮闘中のママに一言お願いします
野辺「最近は兄弟姉妹が少ないため、当園では約130人の所帯を活かした混合保育で、年上の子からの刺激や年下の子への思いやり、順番待ちや譲り合い、友達との触れ合いや協調性など社会に必要な要素を、保育を通して実践しています。長所を褒めて伸ばすことも大切で、子どもは欠点を叱るよりも特に親から褒められると伸びます。ダメダメ言うと本当に悪くなる…それは社会でも同じで、9割ダメでも1割の良さを褒めてあげることです。当園でもしっかり園児の長所を見極めながら、”目配り・気配り・心配り”の3つの”配り”で保護者の方と共有していきたいと思います。開園15年、傷害保険を適用したことは一度もありません。今後も油断することなく質の高い保育を行って参ります」
※現在同園では、5・6月の入園児を若干名募集中
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5月3日