梶ヶ谷地域で自主上映会を行う「シネマ・カリヨン」が8月27日(日)、川崎市民プラザで「この世界の片隅に」を上映する。梶が谷駅周辺で「ちょっと心にひっかかる」映画上映を行ってきた同団体。主宰の平松奈保子さんに、今回の上映にかける思いを聞いた。
『この世界の片隅に』は、第二次世界大戦中の広島県呉に暮らす主人公の日常を描いた長編アニメ作品。
平松さんが同作品を観たのは昨年11月。ユーモアをもち一生懸命日常を生きる主人公の物語を見て「自分もその時代、その場で生活しているような感覚だった。一般の人が犠牲になった戦争だったんだと改めて気づかされた」という。
家族や友人に作品を勧める中で「自分で上映できないか」と思い始めた。4月、同作品が非劇場(映画館以外の場所で上映すること)での自主上映が解禁されたことを知ると、直ぐに作品を取り扱う会社に問い合わせ、同時に会場も抑えた。
平松さんは「有名な作品だったのでまさか上映できるとはという気持ち。心を動かされた作品なので、ぜひ、皆さんに見てもらいたい」と話す。
上映は【1】午前10時30分【2】午後2時【3】5時30分(開場は各回30分前)。前売り券1000円/当日券1200円。チケット問い合わせは【携帯電話】080・3342・7484(久保田さん)へ。
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