神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2017年10月13日 エリアトップへ

川崎市待機児童 新定義導入で 増加へ 産休・育休中331人対象に

経済

公開:2017年10月13日

  • X
  • LINE
  • hatena

 川崎市内で保育を希望する待機児童について、市は10月1日時点の集計に厚生労働省が通知した「新定義」の適用を検討している。育児休業中でも復職の意思があれば、待機児童として集計されることになる。前回調査(4月1日時点)で「ゼロ」だった待機児童数は、増える見込みだ。

 今年3月通知の厚生労働省の新定義では、親が育児休業中でも「保育所に入れれば復職したい」という意思がある場合に、待機児童に含めるとした。全国的な適用開始は来年4月から。

 川崎市の前回集計ではこの新定義は適用されておらず、申請をしたものの、保育所を利用していない「保留児童」は2891人だった。そのうち、「産休・育休中の申請者」は331人で、このうち何人が新たに待機児童として集計されるのかがポイントとなる。

 市こども未来局では、待機児童の一定数の増加を見込んでいるが、10月1日から法改正され、育児休業給付金の支給対象が1歳半から2歳までに延長した影響も出てくるのではないかと予測しつつ、「比較条件が前回と同じ環境ではないため、一概に増えるとは言い切れない」としている。次回の集計発表は11月中旬を予定する。

 市は2015年4月に続き、今年4月には2年ぶりに待機児童ゼロを達成。ただし、現行の定義では川崎認定保育園など「市の保育施策で対応している児童」や「産休・育休中の申請者」「第一希望のみ等の申請者」「主に自宅で求職活動を行う申請者」は待機児童には含まれなかった。

 市は毎年増加する利用申請者や多様化する保育ニーズに対応するため、認可保育所の整備を推進。今年4月時点で市内にある認可保育所324カ所に加え、来年4月から23カ所の開所を予定している。
 

写真のたなかや

ひと味ちがう写真はプロにお任せ

044-822-3466

<PR>

高津区版のローカルニュース最新6

高津高生、リサイクルの現場知る

【Web限定記事】

高津高生、リサイクルの現場知る

地元企業が工場見学の機会を提供

5月3日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

5月3日

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

川崎河川漁業組合が放流

5月3日

「献血にご協力を」

川崎西RC

「献血にご協力を」

5月11日 粗品140個を用意

5月3日

精神疾患者 支援を考える

精神疾患者 支援を考える

5月14日 市総合自治会館

5月2日

体験・学ぶ「看護フェスタ」

体験・学ぶ「看護フェスタ」

5月11日 溝ノ口駅前で

5月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook