神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2017年12月8日 エリアトップへ

在宅医療でできることは シンポジウムに81人参加

社会

公開:2017年12月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
在宅医療について語る山岡氏
在宅医療について語る山岡氏

 高津区における在宅医療の現状や課題を学ぶシンポジウムが12月2日、高津区役所で開かれた。

 高齢化社会を迎え、最近は病院で長期療養するよりも、在宅医療や看護・介護を活用して自宅などで療養生活を送り、最期を迎えたいという人が増えている。当日は会場の満席に近い81人が参加し、関心の高さをうかがわせた。

 シンポジウムではまず、区内を中心に在宅医療を専門に行う「田園二子クリニック」院長の山岡桂太氏が講演。定期的な訪問診療と必要時の往診からなる在宅医療の基礎知識や、訪問診療ならではの良い点、できない治療などを解説。そして、実際の治療記録を例にどのように在宅医療が行われているか説明し、「まずは在宅医療で何ができるか知っていただき、ご自身やご家族の療養の選択肢としてもらえたら」と語った。

 そして、第2部では訪問看護師やケアマネージャー、ヘルパー、地域包括支援センターの担当者が参加して、それぞれの在宅医療・介護への関わり方や、協力体制などについて説明。一般参加者から在宅医療についての不安や質問も寄せられ、コーディネーターを務めた久地さとう医院院長の佐藤浩則氏は「在宅医療といってもいろいろできる。場所が病院から自宅に代わっただけという安心を感じてもらえたら」と語った。

 シンポジウムを終え、区内から参加した女性は「数年前に亡くなった主人の時は在宅医療ができるなんて考えられなかった。私の時は最期を自宅で過ごしたいので、今日の話を娘に伝え、相談したい」と感想を話した。

写真のたなかや

ひと味ちがう写真はプロにお任せ

044-822-3466

<PR>

高津区版のローカルニュース最新6

高津高生、リサイクルの現場知る

【Web限定記事】

高津高生、リサイクルの現場知る

地元企業が工場見学の機会を提供

5月3日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

5月3日

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

川崎河川漁業組合が放流

5月3日

「献血にご協力を」

川崎西RC

「献血にご協力を」

5月11日 粗品140個を用意

5月3日

精神疾患者 支援を考える

精神疾患者 支援を考える

5月14日 市総合自治会館

5月2日

体験・学ぶ「看護フェスタ」

体験・学ぶ「看護フェスタ」

5月11日 溝ノ口駅前で

5月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook