武蔵小杉駅北口に建設されたタワーマンション内に「川崎市コンベンションホール」が4月16日、
開館した。市内初の本格的な会議場として、大学や研究機関と民間企業の連携など、交流の場としての活用が期待される。
完成したホールを会場に記念式典が行われ、関係者ら400人超が出席。福田市長のあいさつ後、東京理科大学の藤嶋昭名誉教授が開館記念講演を行った。また、午後3時からは一般向けの内覧会が行われ、市民512人が訪れた。
同ホールは「パークシティ武蔵小杉ザガーデンタワーズイースト」の2階に位置し、仕切りで3分割できる921平方メートルの多目的ホールのほか、控室や4つの会議室を擁する。市としては企業や研究機関を対象に、国際会議や学術会議、講演会、式典などのビジネス利用を想定。千人規模の会場が建設された。武蔵小杉駅から徒歩約5分の立地や交通の利便性に加え、防音性に優れた設計のため、社外秘会議にも優れている。
運営は市から委託を受けたコンベンションリンケージが行う。同社はG7伊勢志摩サミットなどの企画運営や、全国の既存コンベンション施設の管理運営の実績がある。ホールマネージャーの奥村卓也さんは「注目されていることを実感。交流の場の核となり市内のさまざまな場所へ経済効果を及ぼす施設にしていきたい」と話した。
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