下作延のとある駐車場の一角で8月17日、天体望遠鏡を使った子ども向けの「天体観測会」が開かれた。
観測会を開いたのは「北浜こどもクリニック」の北浜直院長。自身が子どもの頃から天体観測が好きで、「クリニックに来ている子どもたちにも図鑑やネットでなく、実際に星を観る機会をつくってあげられたら」と毎年開催している。
当日は、患者や近隣の子どもたち、保護者など約40人が参加。あいにく雲が多くて切れ間からとなったが、2台の天体望遠鏡で今が見頃の火星や木星、土星、夏の大三角形などを観察した。子どもたちは雲の合間から星がのぞくと「今だ」と望遠鏡を熱心にのぞき込み、「土星が見えた」など歓声をあげていた。
上作延から子ども2人と参加した西谷智彬さん(35)は「火星が見えました。子どもたちの夏の良い思い出になりました」と笑顔で語っていた。
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