イルミネーションやXマスツリーが街を彩る時季、お手製ツリーで交流を深める水泳教室がある。
NECグリーンスイミングクラブ溝の口のエントランスを飾るのは、高さ160cmの松ぼっくりツリー=写真。制作期間は2週間ほど。毎年既製品のツリーを飾っていたが、同クラブのコーチを務める河合大輔さんが「今年は子どもたちと一緒に何かできないか」と発案した。
コーチらが自宅周辺の公園で松ぼっくりを採取。多い時は「買い物袋3個分」集めてくることも。段ボールと新聞紙で”幹”を製作。松ぼっくりを熱処理した後、クラブに通う子どもたちが貼りつけして仕上げた。頂点部分を取りつけた女子児童は「世界にひとつだけのツリー」と完成を喜んだ。
河合さんは「嬉しかったのは子どもだけでなく、大人も楽しんでくれたこと。松ぼっくりや飾る用の落ち葉を持ってきてくれた」と笑う。
Xマス後は、松ぼっくりを使ったお正月飾りに挑戦する予定だという。
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