神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2019年8月23日 エリアトップへ

減らせ!「食品ロス」 催し控え、関係者もPR

経済

公開:2019年8月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
「かわるん」も登場予定(写真は過去の様子)
「かわるん」も登場予定(写真は過去の様子)

 溝口にある大型商業施設「マルイファミリー溝口」「ノクティプラザ」を会場に明日8月24日(土)、食品ロス削減イベントが実施される。同所では今春、ゴミの分別排出とリサイクル等をより推進すべく地下の処理施設を大幅に刷新。稼働3カ月リサイクル率を劇的に改善させるなど大きな成果をあげている(本紙8月2日号・既報)。こうしたごみ処理スキルのリニューアル後、初となる今回の催し。関係者の想いは、如何に-?

「食べきり」に特典

 川崎市との連携イベントとなるこのキャンペーンは「おいしく、残さず、食べきろう‼」と銘打たれ、定期的に行われている。明日8月24日(土)、ノクティプラザ、マルイファミリー溝口の「食べきり協力店」で、残さず食べきった皿をスマホなどで撮影しスタッフに提示すると、プレゼントが進呈される(先着200人)。

 また各家庭で使いきれない未利用食品を持ち寄り、フードバンクという団体を通して食料支援が必要な世帯等に届ける「フードドライブ」への協力も同時に呼び掛ける。当日、該当する食品を持参すれば、これも先着200人にプレゼントが贈られる。

「廃棄も減らそう」

 元々、川崎市はまだ食べられるのに捨てられてしまっている食品、いわゆる「食品ロス」の削減を積極的に推進しており、大きなウエイトを占める事業系ゴミのリサイクル率をめざましく向上させている同所の取り組みに賛辞を惜しまぬといった様子。市関係者は「ぜひ他の商業施設のモデルケースになっていってもらいたい」と、期待を込めて話している。さらに「マルイファミリー溝口」「ノクティプラザ」にとっても、この食品ロス削減は喫緊の課題と位置付けており、明日のイベント成功を切に願っている。

 同所ではゴミ分別化とともに「見える化」を推し進めたところ、食べ残しはもちろん、廃棄される売れ残り食品の多さにも直面。関係者は「お客様に”全部残さず食べて頂く事”と併せ、各テナント様には”廃棄ロスを極力減らすこと”に役立てて頂くキッカケにしてもらえれば」と話し、食品ロス削減の重要性を多方面にPRする貴重な機会を前に、沢山の参加を懸命に呼び掛けている。
 

写真のたなかや

ひと味ちがう写真はプロにお任せ

044-822-3466

<PR>

高津区版のローカルニュース最新6

共同参画の意識に変化

すくらむ21がアンケート

共同参画の意識に変化

5月8日

富士通社員を講師に任用

川崎市教委

富士通社員を講師に任用

市立小・中、高校に4人

5月3日

高津高生、リサイクルの現場知る

【Web限定記事】

高津高生、リサイクルの現場知る

地元企業が工場見学の機会を提供

5月3日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

5月3日

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

川崎河川漁業組合が放流

5月3日

「献血にご協力を」

川崎西RC

「献血にご協力を」

5月11日 粗品140個を用意

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook