2019年川崎市10大ニュースの結果が昨年末に発表され、1位は「台風19号により川崎市に大きな被害」だった。10大ニュースはその年に印象に残った出来事やニュースを市民の投票で決定。今年は42のニュースが候補に挙がっていた。
1位となった台風19号は、過去最大級の勢力で日本に上陸し川崎市でも犠牲者が出るなど大きな被害をもたらした。多くの住宅で浸水被害が発生し、市民ミュージアムの収蔵品も水没した。
2位は「川崎フロンターレがJリーグYBCルヴァンカップで初優勝」。コンサドーレ札幌との決勝は延長戦でも決着つかず、PK戦のすえ劇的勝利を収めた。
3位の「多摩区登戸で刺傷事件が発生」は、通学中の児童らが被害に。現在、行政と警察、地域が連携し、安全安心の地域社会実現に向け取り組んでいる。
今回の結果を受け福田紀彦市長は、「台風では地域のつながりの重要性を感じた。引き続き被災者支援に取り組む。登戸の事件は大変痛ましかった。市民生活の安全を守らなければならない」と振り返った。
投票は紙とインターネットで行われ、投票人数は前年比4358人増の1万123件だった。市は、広報の強化が増加につながったとしている。
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