昨年の最優秀賞『絆・swirl』栗原豊子さん＝宮前区
川崎市で最も歴史ある公募展「第54回かわさき市美術展」の作品募集が今月１日から始まっている。主催は川崎市市民ミュージアム。
昨年の台風被害を受けてミュージアムが休館中のため、今回はミューザ川崎シンフォニーホールを会場に開催する。
募集する作品は平面、彫刻・立体造形、工芸、書、写真の５部門。市内在住・在勤・在学の中学生以上が応募可能。市内で活動する人も可。
コロナ禍ならではの応募ニーズも？
こうした作品の公募については最近、にわかに関心が高まりつつある様相を呈しており、高津区で行われた美術公募展には区民の美術愛好家など延べ53人から計80点以上の出展が殺到。背景には、コロナ禍に於ける巣篭り中に完成させた力作の応募ニーズがあるともいわれている。
中高生は出展無料
「第54回かわさき市美術展」への応募は同展ウェブサイト専用フォームか募集要項付属のハガキを郵送で来年１月４日まで受付ＯＫ。もしくは１月16・17日の搬入日に直接持ち込みも可能。応募料金は事前申し込み１点２５００円から。中高生無料。展示の後、表彰式も行う。
（問）同展事務局【電話】０４４・７５４・４５００
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