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高津区版 公開:2020年11月6日 エリアトップへ

「ネパールに井戸、届けたい」 橘小の取組み、再び話題に

教育

公開:2020年11月6日

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児童の作り上げた力作をPRする佐藤教諭
児童の作り上げた力作をPRする佐藤教諭

 区内にある橘小学校6年3組の児童たちが、総合的な学習の時間を利用して、特長的な取り組みを実践している。今冬にも命を救うワクチン支援に役立つペットボトルキャップアートの制作で大きな話題となった同小学校(本紙2月7日号・既報)。さて今回は―?

自由な発想、授業に

 子ども達が主体となりジャンルを問わず様々な事柄を深堀する「総合的な学習の時間」。近年、市内の小学校でも盛んに行われているこの教科の中では、自由な発想で様々な展示物や成果物などを作り上げることもあるという。今年2月に同小学校の5年生クラスが作り上げた「ペットボトルアート」もその一つ。「ペットボトルのキャップが命を救うワクチンになる」という事を周知する看板となり、大きな反響を呼んだのは記憶に新しい。

不要布地を再生

 今回、佐藤壮太教諭が担任する6年3組では「ネパールの貧困地帯に井戸のポンプを送ること」を目指し、全校児童から要らなくなった布地を回収。これを「マスクケース」や「エコバッグ」に仕立て直し、販売する事を思い立った。売り上げ目標は1万円。「1台1万円で設置できる汲み上げポンプ(井戸)を、ネパールに贈る資金になるんですよ」と佐藤教諭。子ども達が一生懸命縫い上げた製品は出荷の体制を整え終えているのだとか。

丸井で販売に騒然

 この「マスクケース」「エコバック」の販売に際しては校外の大人達も全面支援といった様相。その中でも周囲を驚かせているのが「丸井ファミリー溝口」で販売する、という事。「契約商品以外のものを敷地内で販売する事を認めるのは、いくら地域密着型を謳っている丸井ファミリー溝口とはいえ、凄いこと」と関係者も目を丸くする。ちなみに同所での販売は12月5日(土)と6日(日)、1階フードコート近く(時間未定)。児童達の想いの詰まった布製品の売れ行きは、果たして。

販売される「エコバック」「マスクケース」例
販売される「エコバック」「マスクケース」例
一生懸命な作業を経て完成させた
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