新学習指導要領により、2020年から小学校3、4年で「外国語活動」が、また小学校5、6年では教科としての「外国語」が導入されるようになった。社会のグローバル化に伴い、より一層小学校からの英語教育の必要性が高まりつつある中、高津区内で都内の企業による英語レッスンが行われた。
「楽しんでもらいたい」
溝口「てくのかわさき」を会場に実施されたこのレッスンは、都内に拠点を置く「株式会社ぐんぐん」が企画したもの。同社の事業は、児童や生徒の英語発音や国際理解教育の向上を目的に教育委員会から学校に配置される「ALT」(Assistant Language Teacher)と呼ばれる外国語指導助手の育成など。このカリキュラムの一環として、また「英語を楽しんでもらいたい」という思いから、無償でのレッスンを実現。先月6日を皮切りに全3回の日程で行われ、高津区内やその近隣などから小中学生延べ16人が参加した。
企業側の人材育成にも
レッスン開始時、初対面の参加者が多く、自己紹介では気恥ずかしそうに英語を話していた子ども達も、徐々にクラスの雰囲気にも慣れていき、回を重ねるごとに上達具合も加速。英語のビンゴゲームやフラッシュカードを使った単語あてゲームでは、積極的に発話をしたり、一生懸命考えて英語で回答しようとする姿が随所で見られた。
3日間にわたるレッスンを終え、主催関係者は「子ども達に英語を楽しんでもらう事ができて良かった。自社トレーニングにも役に立ったので、今後も様々な取り組みをしていきたい」と手応えを語っていた。
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