かながわ自民党県議団レポート 選挙後、神奈川県議会が始動 神奈川県議会議員 田島 信二
平成23年第2回神奈川県議会が、5月19日より開会されました。私も約1年間お世話になりました神奈川県議長を退任し、新議長に持田文男氏(宮前区)が選任されました。大いに議会改革を継承、発展させてほしいと思います。
さて、着々と新年度の議会の陣容も整ってきました。勿論のこと、特別委員会に震災対策調査特別委員会が設置され、早速5月中に委員会が開催されます。主なテーマは、被災地支援、本県への影響と防災対策です。防災計画や防災協定の見直しは、国の考え方が示された後、防災警察常任委員会とも連携を取りながら決定をしていくと想定されます。
もう一つは、エネルギー政策調査特別委員会の設置。主なテーマは太陽光発電の普及、省エネルギー対策等です。黒岩新知事は政策の大きな柱として太陽光発電、ソーラー発電の普及を挙げています。今回の補正予算でも8ヵ所(総合防災センター、県立高校、交番等)で太陽光発電設備の設置が提案されています。計画停電を体験しソーラー発電があれば…と思った人も大勢いらしたと思います。私は基本的には賛成ですが、小電力であり、どこまで行政として手当てするのか、産業用の大きな電力はどう考えるかなど今後考え方をつめていきたいと思います。
また私は、今年度商工労働常任委員会に所属致します。まだまだ不況の中、中小企業対策、商店街活性化、労働環境の整備などに取り組んで参りたいと思います。
なお、今回委員会で提案されている震災復興融資の概要についてご紹介致します。融資規模は200億円、融資対象は特定被災区域にある工場等が直接被災、特定被災区域の事業者との取引関係により業績が悪化、震災の風評被害によるキャンセル等の影響で急激に売上が減少した企業。融資限度額は2億8000万円(内無担保8000万円)で、融資期間は2〜10年、利率は1・3〜1・7%など審議してまいります。
田島信二
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4月26日
4月19日