(PR)
約4割のドライバーが居眠り運転を経験『睡眠時無呼吸症候群』の危険性 取材協力/すずき耳鼻咽喉科クリニック<いびきのご相談>
睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたドライバーの約40%が居眠り運転を経験しているという。交通事故や災害事故を引き起こす危険性を、『すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉』に取材した。
交通事故率は約7倍
警視庁が実施したアンケートによると、睡眠時無呼吸症候群と診断されたドライバーの約40%が居眠り運転を経験しているという。また、SAS患者の居眠り運転による交通事故率は健常者の約7倍も高いという報告も出ている。03年には山陽新幹線の運転手が居眠り運転を起こした事例あり、その後の検査により運転手がこの病気であることが判明した。
「この病気は本人に自覚がなく、家族や友達から指摘されて気づくことがほとんど。高血圧や脳卒中・脳梗塞、心筋梗塞を起こす危険性は3〜4倍になり、メタボリックシンドロームや糖尿病との関連もあります。睡眠中の酸欠状態が血液をドロドロにし、細い血管が詰まりやすくなります。昼間の眠気が仕事に支障をきたすことも多いです」と鈴木院長。
検査は夜来院で朝帰宅
日本での患者数は人口の約2%、約300万人と推測されており、30代〜50代の働き盛りの男性に多い傾向がある。検査は夜11時に来院して(応相談)、翌朝4〜7時に帰ることができ、仕事や家庭への負担も少ないという。
主な症状は左記のとおり。治療法としてはCPAPや口腔内装置、ラジオ波がある。ラジオ波治療は腫れた鼻粘膜を収縮させ、鼻が詰まった状態でも受診できる。花粉症などのアレルギー性鼻炎にも対応。保険適用で片鼻2700円。
※睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まり、生活に様々な障害を引き起こす病気。一晩の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上、または睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が5回以上おこる状態。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日