(PR)
アレルギー、咳喘息、マイコプラズマ なかなか治まらない咳症状 取材協力/すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉
風邪ではないのに「咳が治まらない」という場合は、様々な症状が考えられる。『すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉』に取材した。
■アレルギー性咽喉頭炎
アレルギーというと「くしゃみ」や「鼻水」のイメージが強いが、咳症状を引き起こすことも多くあるとのこと。秋の花粉症などで鼻閉が続くと口呼吸になり、のどが乾燥することで咳を起こしやすくなる。『アレルギー性咽喉頭炎』とも言われており、最近増えている症状だという。鈴木院長は「アレルギー物質の刺激により鼻炎が合併することもあります。その鼻水が喉に落ちることで症状が出ることもあるため、喉と鼻を一緒に対策することが重要」と話す。
■咳喘息
風邪症状の後に咳だけが何日も残る場合は咳喘息が考えられるという。喘息の前段階と言われており、気管支の管の中が健康時よりも狭くなっている状態になる。放置すると約30%の人が喘息に移行する可能性があり、女性に多い傾向があるという。
■マイコプラズマ
マイコプラズマは長引く咳と発熱が特徴で、治療しないと肺炎になることがあるという。初期症状が風邪と似ており、潜伏期間は2〜3週間。主に飛沫感染で起こり、学校や職場など一定数以上が集まる場所で広まることがある。
いずれにせよ「咳症状の原因は多数考えられます。風邪の後遺症として長引くことがありますが、咳止めなどを飲んでも治まらない場合は原因を把握することが必要です」とのこと。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日