市政報告 中学校の完全給食 早期実現へ 民主党川崎市議団 元川崎市議会議長 うしおだ智信
先月末、川崎市教育委員会で市立中学校給食の基本方針が発表されました。市議会では、2011年3月に、中学校での完全給食の早期実現を求める決議を全会派一致で可決しており、完全給食導入へ向け、大きく前進しました。
完全給食を導入することで、さらなる食育の充実が図られ、育ち盛りの生徒にとっては、栄養バランスのとれた安全で安心な食事を摂ることができます。
推進会議を設置
発表された基本方針では、早期に中学校完全給食を実施すること、学校給食を活用したさらなる食育の充実を図ること、安全・安心で温かい給食を提供することが示されました。さらに、市長を委員長とする「中学校給食推進会議」を設置し、体制を整備しながら早期実現をめざすとしています。具体的な方式などについては、推進会議と教育委員会が中心となって決定していくことになります。
現在、市内で完全給食を実施しているのは、小学校113校・養護学校2校・ろう学校1校の計116校。これらの学校では自校調理方式がとられており、各学校にある調理場で作ったものを児童に提供しています。献立については、全市統一の内容となっており、公益財団法人川崎市学校給食会が食材を購入し、各学校へ振り分けております。
中学校での完全給食が一刻も早く実現できるよう、今後も活動を推進して参ります。
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4月26日
4月19日