民主党市議団市政レポートNo.38 スポーツイヤーの幕開け 川崎市議会議員 おしもと よしじ
新年が明けました。公職選挙法により時節の挨拶が出来ないことを心よりお詫び申し上げます。さて、旧年中は56年振りの東京オリンピック・パラリンピック開催決定やサッカーW杯出場決定、川崎フロンターレの上位進出、アジア・チャンピオンズリーグへの出場権獲得などスポーツに関する話題が尽きない一年間でありましたが、今年も冬季オリンピックにサッカーW杯等での日本人選手の活躍、川崎フロンターレを代表する本市ホームタウンスポーツ各チームの益々の飛躍が期待されています。昨年、新市長が就任されて初めての議会が12月に行われましたが、我々市議団は代表質問で唯一、川崎のスポーツ振興策について質疑し、市長の考え方を質しました。(執筆者:押本)
その中で市長は、具体的に「川崎フロンターレなどのホームタウンスポーツを市民一丸となって応援することで、市民の一体感を創り出す」ことや、「総合型地域スポーツクラブの育成で、市民がスポーツに触れ、その魅力を楽しむ機会を提供したい」と答弁。そういった機会に必要な施設整備については、「市民の方々がスポーツに親しみ、活動することができる環境を確保することは、本市のスポーツ推進において重要」と意欲を見せました。また、市長選においてあまり争点にならなかったスポーツのまち・かわさきを代表する『等々力陸上競技場第2期整備(サイド・バックスタンド)』についても、今後どうなるか心配された方々の声を汲み、執筆担当者として取り上げ、平成28年度の事業評価を行う上で、「サッカーや陸上競技関係者、サポーターをはじめとする施設利用者、地域の方々の御意見を伺いながら、取り組みを進めてまいりたい」と答弁、心配された方々の声を聞き、これまで通り順調に進めていく姿勢が示されました。
結びに、2020年東京五輪を控え、カウントダウンが始まるスポーツイヤーの幕開けでありますが、東日本大震災の被災地の現状や避難されている方々の暮らしが変わるわけではありません。原発に汚染水、風評被害等、被災地に寄り添いながら、一つひとつの積み重ねでしか復興は成し遂げられません。浮つくことなく問題に対応し、2020年には、真の『復興の姿』を世界に発信するためにも、その取り組みと使命が試される一年の始まりでもあることを肝に銘じ、最後に改めて指摘しておきたいと思います。
市議・押本吉司
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4月26日
4月19日