市政報告N0.8 「明るく、安全で、安心して暮らせる」という観点を大切に 川崎市議会議員 松井たかし
皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのことと存じます。
東日本大震災からの復興のさなか、昨年も日本各地で自然災害が発生し、多くの方々が被災されました。あらためて、明るく安全で安心して暮らせることができるよう、防災対策に速やかに対応できる施策を進めなければならないと考えます。
さて、今年も様々な変化が予想されます。現状を分析するとともに、私の認識をお示しながら、今年1年間の活動を進めてまいります。ご指導とご助言をお願いいたします。
中学校完全給食への取り組み
まず、中学校完全給食の実施に向けた取り組みについてです。議会において、南部・中部・北部給食センター整備に関する議案が議決され、本格的に事業展開されていきます。
しかしながら、【1】給食事業のあり方、【2】選定事業者決定までのプロセス、【3】川崎市財政全体への影響などの課題に対応し、子どもたちの成長・食育・健康などにとって充実した中学校完全給食になることを見守るとともに、持続可能な財政運営に配慮した事業展開を、行政に働きかけていかなければならないと考えます。
待機児童解消への取り組み
次に、待機児童解消に向けた取り組みについてです。本市では昨年に引き続き、本年4月1日現在で国の示した基準による待機児童ゼロに向けて様々な施策が行われています。
しかしながら、国が示した基準では、認可保育所に入所できなくても、【1】自治体単独の保育事業を利用、【2】幼稚園の一時預かりなどを利用した場合、待機児童として集計しない。また、【3】保護者が育休中の場合は、待機児童に含めないなど課題があります。
私は、これらの潜在的待機児童も含めた本市独自の基準を作り、本当の意味での待機児童ゼロに取り組まなければならないと考えます。
最後に、私は、「明るく、安全で、安心して暮らせる」という観点を大切に、一つ一つの施策を議論していくとともに、議員としての職責を全うすべく、精一杯活動してまいります。
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4月26日
4月19日