市政報告 風化させてはいけない震災の記憶〜災害ボランティア育成を〜 川崎市議会議員 吉岡としすけ
東日本大震災から5年が経過いたしました。現地の状況を伝える報道も少なくなってきています。しかし、未だ仮設住宅や避難生活を強いられておられる方々も多い現状からは復興の道程の険しさを感じます。
さて、21年前起こった大都市直下型地震の被害の大きさを示した「阪神淡路大震災」の報道は年数回程度になっています。大都市である川崎市ではこの教訓を取り入れ、地域防災計画を策定しています。さらに、この教訓を市民の皆様と共有しなければなりません。
災害ボランティア育成を
災害対策は「自助」「共助」「公助」だといいます。特に「共助」は大切です。私も阪神淡路大震災の時にはバイクで救援物資の輸送や東日本大震災では復旧支援ボランティアも経験いたしました。バイクは「機動性」「迅速性」「経済性(燃費の良さ)」が特徴です。経験から道路が瓦礫で塞がっても機動性を確保できます。このような身近な共助を実現する様々な災害ボランティアを育成することで、大災害の風化を防げるのではと考えています。
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4月26日
4月19日