意見広告 問題抱える「県立高校改革」 日本共産党神奈川県会議員 君嶋ちか子
神奈川県教育委員会は、2016年度から「県立高校改革」を行うとしています。私は代表質問でも取り上げましたが、この改革には大きな問題があります。
その第1は、20〜30校の削減計画です。今でさえ神奈川県の全日制高校進学率は、全国最低レベルです。ここに、少子化による減少数以上の削減が持ち込まれるのです。子どもや親の希望を踏みにじる「改革」です。
第2は、高校をタイプ別に特定していることです。
例えば「学力向上進学重点指定校」は高い学力をつけさせるとし、3年毎に指定を競わせます。また「クリエイティブスクール」「国際バカロレア認定推進指定校」等わかりにくく、特殊化し過ぎの指定が多い事です。このような細分化は、中学生に混乱を持ち込むばかりです。
教育は、行政の思惑を押し付ける場ではありません。確かな学力と生きる力を培う環境を整えることを、行政に求めていきます。
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4月26日
4月19日