市政報告vol.17 決算の秋、9月議会開会。市民の税金が適正に使われているかチェックします! 川崎市議会議員 末永 直
平成28年第3回川崎市議会定例会が、去る9月5日から10月17日までの43日間開催され、51議案(9月5日現在)や一般会計補正予算等が審議されます。決算審査特別委員会も開かれ、市民の税金が適正に使われているか徹底審議します。
本定例会の目玉はなんといっても市長の公約の一つでもある「議案第122号川崎市小児医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について」でしょう。平成29年4月から子どもの通院医療費の助成対象を現行の小学3年生までから小学6年生までに拡充する案です。市長は「小学校6年生まで小児医療費無償化」を訴えていました。しかし公約通りの「無償化」ではなく上限500円の一部負担を求める案が提示されています。市長は説明責任を果たすべきです。
また、市有施設使用料や手数料の値上げに関する条例改正案など市民負担を求める案も数多く提出されました。「市民サービスの受益と負担の適正化を図るため」とのことですが、なぜ今なのか。選定施設や負担割合はどのようなプロセスで決まったのか。更にコストを削減する余地はないのか。以上不透明であり、これらも追及して参る所存です。私達自民党会派の代表質問は9月14日です。
最後に、私が所属する健康福祉委員会から一つご報告致します。「携帯型緊急通報システム」が来月より新規導入され、認知症高齢者及び若年性認知症者(要介護1〜5の方)が低額で「持ち運びに便利で、自宅及び外出時に発作等が起きた際に緊急通報ができる」GPS付き携帯型端末を利用できます。同委員会で私が「利用者が行方不明になった場合、家族が自宅パソコンで位置情報を検索できるのか」と訊いたところ「可能である」とのことでした。
「すえなが」の「え」は「笑顔で暮らせる街づくり」です。市民の皆様が少しでも笑顔になれるよう、この9月議会を全力で取り組んで参ります。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日