市政報告 助かる命を救おう〜ドナー(提供者)支援の実現を 川崎市議会議員 吉岡としすけ
白血病や再生不良性貧血などの血液疾患に対して、骨髄液移植による治療が劇的な効果を上げています。適切な移植は即、命を救う究極の治療とも言えます。
しかし、骨髄液の型は一万種類もあるとされ、適合するドナー(提供者)を見つけられる患者が限られているのが現状です。現実には登録者数は全国で約47万人余と移植を必要とする患者数からはまだまだ不足しています。神奈川県内での登録者数は約2万人。登録可能な方の0・3%でしかありません。
過大なドナー負担
ドナー登録の進まない一因として、ドナーの経済的・時間的負担も指摘されています。移植に至るまで、検査や移植手術に平均7日程度の入院が必要とされています。横須賀市では県内で初めて、移植に係るドナーの経済的負担に行政の支援制度が導入されました。
支援制度設立を
登録希望者にドナー制度全般について説明する専門説明員制度があります。私は6月議会で本市でも支援制度を導入すべきと訴えさせて頂きました。
正確な情報の発信を
また、息の長い取り組みとして、市民への啓発が必要です。子どもたちのがん教育の中にしっかりと位置づけ、正しい知識を子どもたちに持ってもらうことが将来のドナー確保につながると考えます。
※詳細は「日本骨髄バンク」ホームページ(http://www.jmdp.or.jp/reg/)を参照ください。
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4月26日
4月19日