市政報告N0.30 ルールの徹底と、マナーの向上を!! 川崎市議会議員 松井たかし
中原区が、本年5月1日付けで、平成29年度「自転車交通事故多発地域」に指定されました(川崎市内では他に、川崎区・幸区・多摩区が指定)。
「自転車交通事故多発地域」とは、県内の市区町村それぞれにおいて発生した交通事故全体に占める自転車交通事故の割合(自転車交通事故構成率)が県の構成率より3ポイント以上高い地域、または、自転車交通事故の死者数が2人以上のいずれかに該当する地域を、神奈川県交通安全対策協議会が指定し、自転車事故防止対策の推進をする地域のことです。
平成28年に中原区内で発生した全交通事故件数は320件、このうち自転車交通事故件数は121件、自転車交通事故構成率は37・8%となり、神奈川県下で最も高く、一刻も早く、自転車交通事故を防止しなければなりません。
また、川崎市内の自転車交通事故の主な原因は、自転車交通事故899件中、558件(約62%)が、安全運転義務違反をはじめ、一時不停止や信号無視などの交通法令違反となっています。
このことから、自転車交通事故を防止するためには、自転車を運転する人自身が、交通法令やマナーを遵守して自転車を運転し、自転車交通事故を減らすことが重要となります。そのためにも、本市として、各季の交通安全運動などに自転車利用者にルールを呼びかける街頭監視や、多くの人が集まりやすいイベントでの啓発活動、さらには、警察署や関係機関と連携強化し、信号無視、一時不停止、酒酔い運転等の危険な違反行為をする自転車運転手を積極的に注意するなど、ルールの徹底と、マナーの向上について、より一層強力に取組んでいかなければなりません。
私自身も、市民の皆さんの安心・安全のために、ルールの徹底と、マナーの向上について、いろいろな機会を通じて訴えていきます。
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4月26日
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