川崎市市民スポーツゲートボール春季大会が5月12日、等々力緑地催し物広場で行われた。市内各区の予選を勝ち抜いた計28チーム、約150人が集まった。
大会を主催する市スポーツ協会の齊藤義晴会長は「70周年を迎える当協会も、皆さんの元気な姿とともに、より発展させたい」と挨拶。参加者らは春空の下、白熱した試合を繰り広げた。
試合はリーグ戦で行われ、勝敗と得失点差により順位を決定。優勝は浜町(川崎区)、準優勝は殿町(川崎区)、3位はチャンスメーカー(多摩区)、4位は新作寿会(高津区)となった。南河原(幸区)、GBフレンズ(宮前区)は全勝ながら得失点差により惜しくも入賞はならなかった。
ゲートボールに世代間交流を
川崎市ゲートボール連合は1988年に発足。現在会員は400人弱だが、90年代前半は2000人を超えていたという。会員減少の背景には、高齢就労者の増加や老老介護などによる余暇の不足が一因とみられる。また、「ゲートボール=高齢者のスポーツ」との先入観から敬遠する人も少なくないという。
同連合会長の種村恒夫さんは「ゲートボールは高齢者だけのスポーツではない」と話す。実際、全国大会では若い世代のチームが活躍し、3世代対象の大会も人気を集めているという。種村さんは「年齢問わず会員を増やし、世代を超えて交流できる環境を作りたい」と意気込む。問合せは、市ゲートボール連合【電話】044・977・4776
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