意見広告 働くための保育・子どものための保育 川崎の未来を考える会 石井 あつや
川崎市は数年前までは全国の中でも待機児童の多い街でした。近年の政策により川崎市独自の制度の策定、新規保育園の開園などにより完全に解消されたわけではないものの待機児童問題は大幅に改善されています。近年では人口変動により就学前児童数は減少しているものの、共働きの割合が増えるなどの理由により保育施設利用の希望者は増加している。市はこの需要に対応するべく4年間で受け入れ枠を増やす政策を立て待機児童数0を目指しています。
待機児童数0の実現は安心して子育てと仕事をする上で必要不可欠です。ですが、待機児童数が0になっただけでそれらが達成されるのでしょうか。働く目線で言えば、通勤時に利用しやすい保育施設の立地、病児保育の完備と利用手続きの簡略化、子どもの急な発熱による仕事の中断への対応など。子ども目線で言うと、園庭の設置や近場の公園へのお散歩の動線の確保、公園利用時の安全性の向上、園の保育理念と子どもの成長の関係など、ただ保育施設に入れれば達成できるものばかりではないと考えています。時代の流れによる共働き世帯の増加や、川崎市へ引っ越される方の約8割が20〜40代と言う事を考えると子育て世代への支援が必要です。
まずは待機児童数0。その達成後に、働く保護者のため・入園する子どものための保育環境がより良くなるように働きかけていく必要があります。
石井あつや
神奈川県川崎市中原区宮内3-14-5 ハイムアネックスB棟101
TEL:044-872-9388
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4月26日
4月19日