市政報告Vol.3 交通事故の影響を最小限に 川崎市議会議員 重冨たつや
交通事故によってガードレールや横断防止柵などが破損した場合、本来の役割を期待できなくなってしまうので、早急に復旧する必要があります。先日、中原区内で復旧が遅れている事例についてご相談がありましたので全市で調査を行ったところ、中原区は復旧までにかかる日数が長い傾向にあることがわかりました。例えばガードレールの復旧に関して、他の区と比較して事故件数が多いわけではないにも関わらず、復旧までにかかった日数は事故が多い麻生区と同じ71日間となっていました=下表参照。復旧の手続きや費用負担は、事故の原因者が特定できる場合はその方にお願いしていますが、期限に関するルールが明確でないことなどが原因で復旧日数の長期化に繋がっていました。この問題については担当部署に指摘し、今後、より早急に復旧が進むように仕組みづくりをして頂くことになりました。
事故多発箇所にはガードレールを
また川崎市では近年、ガードレールではなく横断防止柵を設置することが多くなっています。横断防止柵は歩行者の危険な横断を防止するために設置されるものであり、交通事故が発生した際に歩行者の安全を確保できるほどの強度はありません。一方で、ガードレールは防護柵として車両が歩道に乗り入れないようにする役割があり、事故が多発している交差点などにはこちらを設置する必要があります。予算を確保する必要がありますが、まずは事故が多いにも関わらずガードレールが設置されていない交差点などの抽出を行ってまいります。みなさまからの情報提供も引き続きお待ちしております。
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4月26日
4月19日