市政報告vol.63 平日ゼロ便になった臨港バス路線原62中原線について市長・副市長に質問 川崎市議会 自民党川崎市議団副団長 末永 直
私は自由民主党川崎市議会議員団を代表して9月10日、諸議案ならびに市政一般について福田紀彦市長はじめ担当局長に質問(代表質問)しました。御報告致します。冒頭に、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方に対し哀悼の意を表し、感染の被害に遭われた方へお見舞いを申し上げるとともに、本市は台湾よりマスクを一万枚賜りましたが7月30日に逝去された李登輝元総統の御冥福をお祈りしました。元総統は平成26年、本市臨海部の太陽光発電を御視察されたことがあります。また、医療従事者の方に心より感謝申し上げました。
臨港バス原62中原線の平日便ゼロについて
本稿先月号でも書きました。重要なので代表質問に盛り込みました。「共感できる」と反響は大きく、井田地域は勿論、木月四丁目の方、市外の方より政務活動事務所に御連絡ありました。平日の朝夕しか運行していなかった原62中原線(唯一、武蔵中原駅と元住吉駅及び新川崎駅方面を運行する路線)は、7月に平日便はゼロになり、路線を維持する為か土曜日の朝のみ運行に。住民に何ら説明もなく平日をゼロ便にするなど、甚だ遺憾だと議場で主張し、市長の見解を求めました。市長は「今後の動向を注視し、市民生活への影響を的確に捉えながら、利用者への丁寧な説明を求めるとともに、適切に対応していくことが重要であると考えている」と答弁。重く受け止める旨表明頂きました。
また、市内バス路線ネットワーク構築において市民が不利益を極力被ることがないような、他の市内バス事業者との連携についての見解を藤倉副市長に伺いました。副市長は「今後、様々な社会の変化を注視するとともに、安全安心で適切な運行が行われるよう、川崎市・バス事業者連絡会議など、あらゆる機会を通じてバス事業者と情報共有や意見交換を行うことで、より一層、連携を強化してまいりたい」とのことでした。
不利益を被った区民の声は本代表質問を通じて確実に川崎鶴見臨港バス(株)に伝わるはずです。市担当者も「折々の機会を通じて確実に伝える」とも言っています。如何せん、民間会社の方針である為、本市としては要望するほかありませんが、コロナが収束し経営を持ち直せば、平日便が復活されることを願うばかりです。訴え続けます。
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4月26日
4月19日