ユニフォーム姿の藤本会長
川崎フロンターレと中原区民や企業、行政が三位一体となって地域を盛り上げるために活動する「川崎フロンターレ中原アシストクラブ」。２００９年に発足し、年間を通してさまざまなイベントを企画し、地域振興に尽力している。
これまで、等々力陸上競技場での招待試合や、選手やクラブ公式マスコット・ふろん太らとの夜回り活動、ホーム戦後の等々力緑地内散策など、地域住民のためを思い、気軽に楽しめるイベントを生み出してきた。近年は子ども向けイベントで、区内の人形劇団ひとみ座とコラボした「歯磨き指導」や、株式会社ロッテと協力して咀嚼の大切さなどを指導する「食育イベント」が好評を博してきた。等々力陸上競技場で毎年行っている「親子サッカー教室」も、コーチや選手と身近に触れ合えるとして人気の高いイベントだ。
発足当時から会長を務める藤本秀明さんは、「何より、子どもたちに喜んでもらうことを大切にしている。幼い頃にフロンターレのことを好きになってくれたら、大人になってもずっと応援してくれるはずだから」と笑顔を見せる。また、チームに向け「驚異的な強さ。このまま優勝を目指して頑張ってほしい。全力で応援します」とエールを送った。
サッカーを通して、中原区や子どもたちに元気をもたらすことを目指す中原アシストクラブ。これからも地域を思い、ユニークな活動を展開していく。
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