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心療内科・疼痛緩和内科・神経精神科 コロナ禍の環境変化への適応は本当に必要ですか？
こころと痛みクリニック院長：長田賢一
新型コロナウイルス感染拡大から１年近く経ち、世の中が大きく変化しました。その中で生きていくために環境への適応を求められる状況が続いています。在宅勤務が増えたしわ寄せは意外にも家庭で起こっています。主婦の皆さんは自分の時間がなくなり、御主人や家族のために料理や家事に翻弄され、ストレスが増加しています。自律神経の乱れから睡眠障害、食欲不振などの消化器症状やめまい、立ちくらみ、頭痛などの症状が出る事があります。更に進むと自分を責め、イライラから周囲に当たる事が増え、最後には生きる意味を見失う事もあります。また学生さんもオンライン授業になり友達とも会えなくなった環境で自分を追い詰めてしまう事が増えます。
今の急激な環境の変化に追いつく事ばかりに囚われずに少し休む事も大切です。それでも辛い事が続くなら一度専門医にご相談ください。
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