国民病ともいわれる糖尿病の啓発イベントが11月11日(土)、川崎商工会議所2階会議室(川崎区)で開かれる。参加費無料、申し込み不要。正午から午後4時、受付は3時30分まで。
11月14日の「世界糖尿病デー」に合わせ、健康維持・増進を目的とした団体でつくる「川崎おとな塾」が企画。特別講演では川崎幸クリニックの糖尿病内科医・森上善史氏が予防法や治療法を紹介する。グァバ茶による食後血糖値抑制、糖尿病の薬についての講演も。展示・測定コーナーには、血糖値の測定や糖尿病患者会の活動報告、1日の食物繊維不足量が分かるブースを開設。介護予防などを目的とした体操やポールウォークの体験も行われる。
IDF(国際糖尿病連合)によると、2021年時点で全世界の糖尿病人口は5億3700万人で45年には約7億8300万人に達すると試算されている。特にアジア・太平洋地域の患者数の増加は深刻で、21年は2億600万人と全世界の約3分1の糖尿病患者が同地域に集中。厚生労働省の2016年の国民健康・栄養調査によると日本では糖尿病と強く疑われる人と可能性を否定できない人の合計は約2000万人に上る。
詳細はタウンニュースのイベント情報サイト「レアリア」で紹介。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|