市政報告 JR南武線武蔵新城駅南口バス広場の現状と改善策 川崎市議会議員 松原しげふみ
コロナ禍の行動制限で乗降客数が低迷していたJRですが、回復基調に転じ、その影響は脱したようであります。JR南武線で一日平均の乗降客が一番多いのは川崎駅で、2位が立川駅、3位が武蔵小杉駅、4位が武蔵溝ノ口駅、5位が登戸駅、6位は分倍河原駅となっております。1位の川崎駅から6位の分倍河原駅の6駅はすべて他の路線との結節駅であり、乗降客が多いことも理解できます。6位の分倍河原駅に続く第7位は、他の路線との結節駅ではありませんが「武蔵新城駅」で、一日平均約6万人の乗降客数があります。また、昨年7月「乗り物ねとらぼ調査隊」によるアンケート調査が行われました。アンケートの内容は、JR南武線で「一番かっこいい駅名」に関してであり、アンケート調査の結果、「武蔵新城駅」が第1位になりました。
JR南武線で結節ではない駅での乗降客数1位、かっこいい駅名の1位となった武蔵新城駅でありますが、駅南口のバス広場には問題、課題があり、早急な改善策が求められておりました。南口駅前バス広場の現状でありますが、市バス及び東急バスの運行する複数の路線が乗り入れており、停車スペースの関係から停留所が一箇所となっており、利用者からは「乗車しづらい」「分かりにくい」などの意見が寄せられておりました。このような状況に鑑み、改善のために市では、昨年度の当初予算に駅前バス広場の改良に向けた基本詳細設計費として750万円を計上し、朝夕のラッシュ時のバス利用者と一般歩行者の安全を確保し、バス利用者の利便性向上とバス待ち環境の改善を図るために、交通事業者や交通管理者との協議が進められ、昨年12月よりバス広場の一部改良に向けた設計業務に着手しております。
今後は、かっこいい駅名1位の名に恥じぬよう、関係機関との連携を図りつつ、早期に対策が講じられ、取り組みが進められるよう、改良工事期間中の駅前広場利用者の安全確保はもとより、駅前の環境保全に向けて取り組んでまいります。
併せて、本市の広域拠点である武蔵小杉駅北口駅前広場の新たなまちづくりや各駅前の課題解決に向け、皆様のご意見を踏まえつつ、取り組みを推進してまいります。
松原しげふみ事務所
中原区新城5-2-3
TEL:044-751-8855
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4月26日
4月19日