神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2024年2月29日 エリアトップへ

川崎市消防航空隊 被災地へ4度派遣 延べ28人の隊員が活動

社会

公開:2024年2月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
消防ヘリ「そよかぜ2」と佐藤さん
消防ヘリ「そよかぜ2」と佐藤さん

 川崎市消防航空隊は、能登半島地震の被災地に1月2日から20日までに4度隊員を派遣し、多くの活動を行った。2日の午前7時47分に東京ヘリポートを離陸した同隊の消防ヘリ「そよかぜ2」は、石川県小松空港到着後、現地に派遣された他県の消防隊員を金沢市内から能登町へ輸送。道路状況が悪く、陸路では現場到着が困難だった状況を支えた。

 孤立地区となっていた輪島市の漁港では、空中から隊員をロープで降ろし、安否不明者を捜索。同隊の佐藤悠さん(45)は「家屋の下敷きになっているなど、あらゆる可能性を想定し任務にあたった。無事に見つかったときは心から安堵した」と振り返った。被災地は土砂災害で道が寸断されるなど、過酷な状況を実感したという。

 その他、高齢者福祉施設の要介護者を安全な場所へ搬送するなど、4度の派遣で延べ28人の隊員が活動。同隊は「降雪により予定通り作業が進まないこともあったが、少しでも現地で力になりたいと活動を続けた」と話した。20日に東京ヘリポートに帰隊、すべての活動を終了したことを23日に発表した。

孤立地区へ降下する隊員=同隊提供
孤立地区へ降下する隊員=同隊提供

中原区版のローカルニュース最新6

台湾被災地へ義援金

台湾被災地へ義援金

川崎建設業協会

5月18日

「第4期」の5年で半減

ホームレスの支援計画 川崎市

「第4期」の5年で半減

5月17日

赤ちゃんロボ寄贈

赤ちゃんロボ寄贈

区内企業が保育所などに

5月17日

「川崎の名で初代王者へ」

NECレッドロケッツ

「川崎の名で初代王者へ」

市長に来季抱負語る

5月17日

多文化共生を考える

国際交流センター

多文化共生を考える

7月6日 講演と演奏会

5月17日

大開帳奉修始まる

大開帳奉修始まる

川崎大師平間寺で 31日まで

5月17日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 5月10日0:00更新

  • 5月3日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook