川崎区出身で西十両三枚目の友風関(29/二所ノ関部屋)が2月21日、大相撲川崎場所のPRのため地元に凱旋した。グランツリー武蔵小杉の会場では親子を対象に撮影会を開いた。
平日ながら会場には開始前から順番待ちの長い列。撮影が始まると、友風関は慣れた手つきで幼児を抱き上げた。泣き出す子にも「子どもは泣いた方がいい」と優しく声を掛け、「コロナでこうした機会がなかったので、多くの人に歓迎され故郷に帰ってきたと感じる」と笑顔を見せた。宮前区から3歳の娘と訪れた窪田志津香さん(38)は「川崎のスターに会えて嬉しい。三月場所ではけがに気を付け、川崎巡業で元気な姿を見せてほしい」と話した。
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