神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2024年4月26日 エリアトップへ

地元演歌歌手吉村明紘さん 歌で市制100年盛り上げ 新曲『KAWASAKI』で

文化

公開:2024年4月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
福田市長(右)とともに記念写真に納まる吉村さん=吉村さん提供
福田市長(右)とともに記念写真に納まる吉村さん=吉村さん提供

 演歌歌手の吉村明紘さん=川崎区在住=が川崎をテーマにした『KAWASAKI』(兼上佳子作詞、岡千秋作曲、猪股義周編曲)をリリースした。「川崎は第二の故郷。市制100周年をこの歌で盛り上げたい」と張り切る。

 福岡県出身の吉村さんは21歳で上京し、25歳で吉村章でデビューした。上京当初、大都会の東京になじめずにいた中、師匠である歌手の津田耕治氏=故人=の犬の世話で多摩川の河川敷に訪れたのが、川崎との接点だった。「故郷の福岡を思い出すような光景だった」と振り返る。

中原区内で営業活動

 その後、住まいを中原区に移したが、バブルがはじけ、吉村さんは所属していた事務所をやめることにもなったという。「5年間冷や飯を食った」という吉村さんだが、その間、新丸子や武蔵小杉界隈のスナックやカラオケ居酒屋などをまわって営業活動に勤しんだ。有名歌手のヒット曲を歌い「常連のおじちゃん、おばちゃんたちにかわいがってもらった」と振り返る。「川崎の歌を歌ってほしい」とのリクエストはその時からあったが、「当時はリリースする力もなかった」。「港町ヨコハマの歌はたくさんあるのに、川崎はない」と忸怩(じくじ)たる思いをしていたと明かす。

 デビュー35周年の節目に完成した『KAWASAKI』は、若い人たちに親近感を持ってもらいたいとの思いを込め、英字表記にした。

 吉村さんはコロナ下で住まいを川崎区に移すなど、心機一転して歌手活動に励み、今年初めには福田紀彦市長を表敬訪問。1996年から続ける川崎日航ホテルでのディナーショーでもこの歌を披露する予定だ。

中原区版のローカルニュース最新6

台湾被災地へ義援金

台湾被災地へ義援金

川崎建設業協会

5月18日

「第4期」の5年で半減

ホームレスの支援計画 川崎市

「第4期」の5年で半減

5月17日

赤ちゃんロボ寄贈

赤ちゃんロボ寄贈

区内企業が保育所などに

5月17日

「川崎の名で初代王者へ」

NECレッドロケッツ

「川崎の名で初代王者へ」

市長に来季抱負語る

5月17日

多文化共生を考える

国際交流センター

多文化共生を考える

7月6日 講演と演奏会

5月17日

大開帳奉修始まる

大開帳奉修始まる

川崎大師平間寺で 31日まで

5月17日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 5月10日0:00更新

  • 5月3日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook