寄稿 若者が自立した生活をおくれる賃金と雇用の安定を 川崎市議会議員 おおば裕子
若者の乗降客が多い元住吉駅で「就職先がブラック企業だった」という女性の話しを聞きました。女性はサービス残業とパワーハラスメントによって病気になり、勤めて3ヵ月で仕事を辞めることに。現在は弁護士と相談中です。職場でこのような働き方や対応を受けている若者や女性は身近にたくさんいるのではないでしょうか?総務省が12日に発表した2012年の就業構造基本調査によると、パートや派遣など非正規で働く人が初めて2千万人を超え、20年間で倍増し、雇用者全体に占める割合は38・2%です。非正規労働者は、企業が人件費を抑えるために正社員にかわって採用を増やしたことから増加しています。自立し文化的な生活ができる賃金の引き上げと雇用の安定がなければ希望を持って未来を語ることができません。若者たちがこの街で心から住み続けたいと思える川崎・中原にするため支援を強めたいと考えます。
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4月26日
4月19日