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相続の相談相手の選び方 弁護士、税理士、司法書士の役割
司法書士 神谷 直 氏
Ｑ、家族の相続のことでどの専門家に相談してよいか分かりません。
Ａ、家族の相続は誰しも避けることはできませんが、一生に何度も経験するものではありません。その上、家族ごとに抱える問題は千差万別です。一人で解決するには限界があり、専門家の相談が是非とも必要です。
では自分の家族の相続問題に適した専門家は誰か。弁護士、税理士、司法書士がどの様に関わっているかを知っておくとよいでしょう。
弁護士は相続人の間で遺産の額や分け方について話し合いが難しくなった場合など、税理士は相続財産の評価や相続税の申告が必要なときなど、司法書士は相続人の間に争いはないが不動産や貯金の相続手続が必要なときなど、それぞれ専門性を発揮します。
また相談相手が相続を専門にしているか、他士業とのネットワークを持っているかも重要です。「専門家の知り合いがいる専門家」をお選び下さい。
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