市政レポートNo.62 下小田中小増築、防災力強化を実現 川崎市議会議員 おしもとよしじ
下小田中小体育館が建て替えへ
下小田中小学校の体育館は、以前より老朽化と狭隘化が指摘され、良好な教育環境確保だけではなく、災害発生時には、避難所の役割を果たす事からも、地域住民から建て替えを願う請願が提出されていました。私も、避難所の防災機能の強化の観点から小学校への開設不要型応急給水拠点や独立型備蓄倉庫の整備、資器材・備蓄品の充実等を訴えてきた経緯があります。本校においては、児童増加に伴い教室不足が見込まれることも考慮し、校舎の増築についても検討され、この度、既存の体育館、プールを解体し、増築校舎と体育館、屋上にプールを併設した校舎を整備することとなりました。今後、地域・保護者に説明を行い、平成27・28年度に設計、平成29・30年度に増築工事、平成31年度に校舎B・C棟を撤去し、校庭整備工事を行う予定です。
防災倉庫の設置許可基準緩和へ
大震災以降、身近な公園は、防災機能の観点から極めて重要な役割を担っています。さらに、本市地域防災計画では、一時避難場所として位置づけられ、発災時の備えとして、自主防災組織による防災倉庫の設置や防災訓練の実施などに利用されています。そのことから自主防災組織が公園に防災倉庫を設置する際の基準緩和が求められており、この4月から公園・保管庫の面積や設置団体数・設置公園数について基準が見直されました。
中原消防団消防大会が開催
風薫る5月末日、『第44回中原消防団消防大会』が開催。この大会は、市内他7消防団でも行われる”小型ポンプ操法”に加え、応急救護の正確性やホース延長・撤収等を競う”一般競技”や実際の火事場を想定した”実践応用訓練”なども行われ、鍛錬された技術が披露されました。私も分団代表として隊列の指揮・行動を競う”小隊訓練競技”に出場、日夜の訓練成果を発揮し、この競技の優勝に貢献することが出来ました。これからも現地現場主義を貫き、団員としての経験を活かして市議会においても防災力強化の取組みをさらに提唱・推進して参ります。
市議・押本吉司
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4月26日
4月19日