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新春インタビュー 地域の現状、世代に応じた医療を 聖マリアンナ医科大学東横病院
昭和22年から続ける「地域医療」と、時代に応じた「高度医療」を提供する『聖マリアンナ医科大学東横病院』。新たに【婦人科】【肥満外科外来】を設けるなど、医療体制の充実を図る同院の宮島伸宜病院長に新春インタビューを行った。
―現状の医療体制についてお聞かせください。
宮島「まず、昨年の台風19号で被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。さて医療の現状を見ますと、高齢社会が加速し三大疾病(がん、脳卒中、心臓病)への対応が求められています。さらに川崎市は現役世代の人口も増えている稀なエリアです。そのための病院として、高齢者への治療と若い世代への予防・検診の両面から医療体制を敷く必要があります。その一環として当院では【婦人科】を新設しました。良性疾患から悪性疾患まで低侵襲の治療を進め症例数も増えています。また、県内で初めて【肥満外科外来】を設置しました。生活習慣病や、過食症などの精神疾患にも対応する他、半年以上糖尿病を調整できないBMI35以上の方には保険適用で胃を細くする手術も行います」
―医療を進める上で心掛けていることは。
「診療、治療を終えた患者さんの日常生活の質をどう高めるかが重要だと考えます。そのためには、カテーテルなどを用いた先進医療、低侵襲な外科的治療、医師の充実などに力を入れ専門性を維持しながらも、あらゆる病気に対応できるよう間口を広げ、診療科で連携を図っていくことも必要と考えます。普段の生活にしっかり戻れるようサポートしていくことが務めです」
―市民に健康のためのアドバイスを。
「身近で最も重要なのは『食生活』です。昭和の頃は一家団らんの和食が中心でしたが、近年は核家族化が進み食も欧米化しており、生活習慣病は避けては通れない時代になりました。塩分や味の濃い食を避け、就寝2時間前の食は控えるなど、ご家族が集まる新年に改めて食事について考える機会にしてほしいと思います。食生活の乱れは腸内環境も狂わせ、『慢性便秘症』にもつながります。トイレにいきたくもならない、便が作られていない、腸が動いていないなど、男女関係なく増えています。症状や原因は様々なので、自己判断せず正しい治療や薬の処方が必須です。定期的な運動も大切です。また、高齢の方は(大丈夫だろうと)過信せずに早期発見・早期治療です。三大疾病に注意し、違和感や異変があったらすぐ受診することが健康で長生きの秘訣です。
当院では急患や緊急時には24時間365日で対応するほか、CT・MRIは会社帰りでも受診できるよう夜19時まで受付ています。今年も地域医療を支えてまいります」
※同院の各部門に関するチェック表は下記にて。
ヤリイカ、マイタケ...春の味を楽しんで5月3日 |
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5月3日
4月26日