市政報告Vol.８ 『市民のために追い続けるもの』 川崎市議会議員 松川正二郎
令和２年初の定例会がまさに開催されております。今議会は新年度の予算に関する議論が中心とはなりますが、松川正二郎がここまで継続的に追って参りました項目につきお伝えいたします。
まず、台風19号関連についてですが、地方税法の規定により、被災者の皆さんにおかれては、市民税及び固定資産税の減免措置を受けられることをご存知でしょうか。今回は被災状況に鑑みて11月の時点で、市より対象と思われる方々に通常では行われない文書の直接送付が行われました。結果、市民税について約１７００件、固定資産税及び都市計画税につき同１２００件の減免申請が行われ、税額にして各８０００万円及び２０００万円の減免措置が実施される運びとなりました。減免の要件や限度等はありますが、新型コロナウイルスの影響で確定申告の期限が４月まで延期されておりますので、お住まいの住宅その他に影響のございました皆さんにおかれましては、再度ご検討等を行われる機会かと思われます。また、タワーマンションの地下発電設備の右該当性等につきましても、引き続き追って参ります。
次に、この度、中原区を含む市内４区の普通ゴミの収集運搬につき、一部の民間委託が決定されました。この点につきましては長年追って参りました。これまでの中原生活環境事業所の収集車両数は31台であったところ、うち４台分が民間に委託されることとなります。委託の効果として４区全体で年間４０００万円の効果額が見込まれます。今回は安全性等への配慮から、幅員のある道路に面する一部の大規模集合住宅を中心としたものとなりますが、事業の継続性と効率的運用、災害時の対応に関する動向等、今後に渡り注視しつつ、効果額については適材適所に予算配分できるよう配慮して参ります。
結びに、市政を語る集いを今月予定していましたが、感染拡大を憂慮し延期させて頂きます。ご理解頂ければ幸いです。
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