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中原区版 公開:2020年3月27日 エリアトップへ

桜、照明で「映え」演出 アルファクス 5年前から

文化

公開:2020年3月27日

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ライトアップされた巌川橋地点の桜(3月23日撮影)
ライトアップされた巌川橋地点の桜(3月23日撮影)

 気象庁の統計開始以来、最も早く開花した今年の桜。区内でも例年より早く、見頃を迎えようとしている。

 武蔵新城駅から井田方面に整備される江川せせらぎ遊歩道の「桜のプロムナード」では、ライトアップされている一角がある。中原街道と交差する巌川橋地点の桜だ。少し色味がかった照明で桜を幻想的に演出。桜が見ごろを迎えるころは、交差点の信号待ちの人がスマホで撮影する「映え」スポットとなっている。

 手掛けたのは交差点付近に事務所があるアルファクス株式会社。LED照明の製造、販売を手掛ける同社が自社製品のPRの一環として5年前から行っている。

 ライトアップを提案したのは同社の石塚靜代表。約6年前に社屋を現在の場所(下新城)に移転した際、ふと目にした桜が「寂しそうに見えた」のがきっかけでスタート。毎年、近隣住民に配慮しながら照明の角度を調整し、開花に合わせて最適な演出方法を模索。社長自ら作業をこなしている。赤やオレンジのフィルターを使用することで、色を強調し桜の美しさを際立たせるよう工夫を凝らす。

 同社にはライトアップを始めた後、『街を明るく照らしてくれてありがとう』というメールが届いたという。石塚社長は「コロナで自粛ムードだけど、桜でも見て明るい気持ちになってもらえれば嬉しい」と話している。ライトアップは午後9時まで。

ライトアップを提案した石塚代表
ライトアップを提案した石塚代表

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