法政通り商店街を流れる二ヶ領用水の上をまたがるように、ひょうたんが育っている。
手入れをするのは、近くで洋品店を営む川島邦博さん(70)と、生花店を営む石川精(きよし)(58)さん。商店街の顔見知りである二人は4年前「一緒に楽しいことをしよう」とひょうたんの栽培を始めた。最初3年は桜の木や電柱に蔦が絡まり頓挫。昨年はじめて用水の両側の柵にロープを渡して絡めるように育てたところ、みるみるうちに成長したが、台風19号で思い通りの収穫ができず。5年目にしてようやく順調に育っているという。
葉が白くなるうどんこ病が大敵。仕事の合間で葉の様子を観察しながら成長を見守っているという。「9月には大きく育ったひょうたんが見られると思う。ゆくゆくは水筒にしたり、穴を開けてランプシェードにしたい」と楽しそうに話す石川さん。川島さんは「商店街を通る人たちにも楽しんでもらえるとうれしい」と笑顔を見せた。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|