神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2024年3月27日 エリアトップへ

ごみ処理施設「橘センター」 高津区 完成内覧会に350人

文化

公開:2024年3月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
ごみ吊り上げの瞬間を撮影する見学者
ごみ吊り上げの瞬間を撮影する見学者

 4月1日から本格稼働する新たなごみ焼却処理施設「川崎市橘処理センター」(高津区)の完成式典が3月22日に開催され、一般内覧会では約350人の市民が新しい施設を見学した。

 橘処理センターは老朽化のため2014年度末で稼働を休止し、新たな建設工事を進めていた。建物は昨年秋に完成し、新年度からの本格稼働に向けて設備の試運転を続けていた。完成式典には福田紀彦市長らが出席。午後から市民向けに施設内が公開された。

 市の担当者によれば、新施設ではエネルギー効率の高い機器や環境への負荷を低減する設備を採用。収集車が構内に入る際にごみの重量を正確に把握することで燃焼計画を適正化するシステムや、焼却時に発生する熱エネルギーで発電し、施設内の電力を賄いつつ余剰分を電力会社に販売する仕組みも構築した。

 内覧会には周辺住民や、親子連れも多く来場。「ごみクレーン」がごみを持ち上げるたびに歓声がわいた。多摩区から2歳長女と訪れた男性は「ごみ処理施設の見学は小学生以来。ごみの量に驚いた」と話した。

 一方、この日の午後2時半ごろ、センター内の15人乗りエレベーターが故障し、子ども3人を含む来場者6人が約40分間、閉じ込められた。メーカー技術者らが手動で扉を開けて救助した。6人にけがはなかった。

中原区版のローカルニュース最新6

川崎市誕生、市民劇に

川崎市誕生、市民劇に

5月に2会場で上演

5月8日

大きな舞台で落語に挑戦

市内の演劇少年少女

大きな舞台で落語に挑戦

5月12日 ラゾーナで寄席

5月7日

「風船爆弾」めぐる対談

参加者募集

「風船爆弾」めぐる対談

明大登戸研究所資料館で

5月6日

川崎の業者が「助っ人」

都会の遺体安置場所不足 多死社会

川崎の業者が「助っ人」

5月4日

神奈川版が発売

地球の歩き方

神奈川版が発売

全33市町村網羅532ページ

5月3日

一般開放9日から

生田緑地ばら苑

一般開放9日から

3300株が咲き誇る

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook