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質の高い保育めざし「考動」、我が子を預けたいと思う園に― 新春特別対談―ちびっこランド新城園・野辺代表に聞く
給食室を新設し食育にも力を入れるなど、約120人の園児が通う川崎認定保育所『ちびっこランド新城園』。今年も、幼児教育に定評のある野辺武夫代表に保育の現状などについて話を聞いた。
――昨年「川崎市の待機児童がゼロになった」との発表がありました。それについてどうお考えですか
野辺「確かに昨年4月の時点で川崎市の待機児童がゼロになったとありましたが、あくまでも市全体で見た場合の話です。実際には区でバラつきがあり、中原区・高津区・宮前区はゼロになっていません。特に中原区は最も多く、同園にも「入園できるなら中原区に引っ越すつもり」との問合せが、東京都内から70数件もありました。待機児童の多い東京都から川崎市に転居する傾向があるようです」
―保育に関する課題は、他にありますか
野辺「認可保育園は全国的にも増えていますが、最大の懸念は保育士不足です。厚労省によると保育士の資格がある人の3分の2弱が、保育以外の職に就いています。私はこの原因の一つに、報酬の少なさがあると思います。介護士と同様に、全職種の平均給与と比べて低いため、その待遇改善を国や自治体に求めます。保育は保育士ありき、質の高い保育を行うには企業理念を含めたモチベーションが欠かせません。安定した環境の下、保護者が望む保育ができるはずです。報道される保育園での事件や事故は、悪条件の中で発生している一面もあると思います」
――保育所が増え保護者の選択肢が広がる中で、保育所ちびっこランド新城園の特色やこだわりとは
野辺「職員自ら我が子を預けたいと思える質の高い保育をめざし、それに向け行動ではなく”考動”すること。かけがえのない財産である園児を、保護者の立場で我が子のように愛情もって接することが大切だと考えています。ハード面では、給食室を新設し、昼食を完全調理しています。管理栄養士、栄養士、調理師を常勤させ、健康と栄養を考えた季節感あるメニューと、アレルギーにも配慮しています。手を触れず作業できる衛生的な最新機器で、管理に努めております」
――保育に対する考え方をお聞かせ下さい
野辺「最近は兄弟姉妹が少ないため、120人の所帯を活かした混合保育で、年上の子からの刺激や年下の子への思いやり、順番待ちや譲り合いという社会に必要な要素を教えています。友達との触れ合いや協調性、長所を褒めて伸ばすことです。子どもは欠点を叱るよりも、とりわけ親から褒められると伸びます。保育園でもしっかり長所を見極め、保護者と共有しています。ダメダメいうと本当に悪くなる…それは社会でも同じで、9割ダメでも1割の良さを褒めることがとても大切だと思います」
――最後に、子育て奮闘中のママに一言お願いします
野辺「大切なのは”目配り・気配り・心配り”。当園でもその”3つの配り”を常に心掛け、開園14年、障害保険を適用したことは一度もありません。今後も油断することなく質の高い保育を目指して参ります」
※現在同園では、5・6月の入園児を若干名募集中
ヤリイカ、マイタケ...春の味を楽しんで5月3日 |
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5月3日
4月26日